平成最後のコミックマーケットC95の2日目サークル参加も無事に終了しました。スペースに来ていただきましたみなさん、ありがとうございました。差し入れも大事に食べさせていただきます!

また限られた時間でしたが、多くの方の作品を購入させていただきました。じっくり読まさせていただきますね。

※すみません、ここから少し長くなります。

さて今回の冬コミでは、長らく続けていた「冥界の隠れカフェ」シリーズ最終巻を頒布しました。思えばカフェ漫画本の1巻を出したのは2年前、カフェ漫画の構想も無かったころ。何か新しい小説に手を出してみようかとぶらり本屋さんに向かった時、偶然「珈琲店タレーランの事件簿」が目に留まったのです。吸い寄せられるように本を手に取り、購入。読んでみたら、まさに「出会った!」です。(作中のセリフより)

やがて自分でコーヒー器具を買って、調べながら豆を挽き、ドリップし、コーヒーを飲みました。それからコーヒーを一層気に入ってしまい、もっとおいしいコーヒーを淹れられるようになりたいと思いました。後にコーヒーの座学の資格を取ってしまうほどにハマっていましたね。

ある日、コーヒーを飲みながら次の同人誌のテーマを考えていたとき、ふと手元のコーヒーと、「珈琲店タレーランの事件簿」と、Twitterでエプロン姿のキャラクターを偶然見かけたのです。

その時、頭の中でカチッとパズルが組み立てられたような気がしました。妖夢ちゃんが、幽々子様が、カフェでコーヒーを淹れてくれて、常連客(鈴仙)がいる。そんなほのぼのとした漫画を描いてみたら、面白いのではないか、と。

ネームも割とスラスラと進み、ネームがまとまったときには、まさに「出会った!」と感じましたね。

その年の紅楼夢で頒布し、次に2巻を頒布。そしたら無印を読んでくれた方が、「面白かった」と2巻を買っていただいて、とても嬉しかったことを覚えています。

それから2年経ち、9巻が完成したころ、ふとこのままシリーズを続けるかどうか考えました。まだまだカフェ漫画を続けていきたい、でも、他の漫画も描いてみたい。東方のいろんなキャラを活躍を描きたい。妖怪の山、博麗神社、月、地底、いろんな舞台を描きたい。と様々なことを考えた結果、キリよく10巻を最終回として締めくくることにしました。

最終巻を作っているとき、ここで終わってしまう寂しさや、達成感、応援していただいたみなさんへの感謝など、いろんな気持ちが込み上げてきました。連載終了する漫画家さんはこのような心境なのでしょうか。

ちょっと湿っぽくなってしまいましたが、無事10巻を出せて満足しています。ここまで続けられたのも、みなさんのおかげです。改めて感謝を。

次の作品のテーマはまだ未定ですが、まだまだ同人活動は続けていきます。もちろん妖夢ちゃん中心で。もっと多くの人に作品を届けたいので、Twitterでの活動ももう少し活発にしようかと思っています。(それに合わせてブログも活性化したいな)

長くなってしまいましたが、カフェ漫画の最終巻と合わせて2018年を締めくくります。今年も名古屋、東京、大阪のイベントに参加して作品を頒布させていただき、またTwitterでも多くの方からRTいいねをいただき、ありがとうございました。みなさんの応援もあり、2018年で大きく成長できたと思います。2019年も引き続き挑戦&成長の1年とするべく頑張りますので、またお付き合いください(笑)

それではみなさん、よいお年を!

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